乳腺外来のご案内

当科の特色

身近に、良質な乳腺診療を提供します。

乳腺疾患の診療は、良悪性の鑑別のみでなく多岐にわたるものであり、

正確な診断に基づいた適切な治療を行う事を大切にしています。

  • 大阪医科大学の乳腺専門医が、大学病院レベルの診療を提供します。
  • 乳房撮影(マンモグラフィ)は、女性技師が撮影を行います。
  • 地元での利便性を重視しており、継続した検診・診療が可能です。

診察内容

一般診察(症状のある方)/ 茨木市乳がん検診(茨木市の検診ハガキ要)

/ その他自費での乳がん検診

診療時間

毎週火・土 14:00~17:00(受付は 16:30 迄)

価格表

茨木市乳がん検診その他の乳がん検診
 視触診、マンモグラフィ視触診、乳腺エコー、マンモグラフィ視触診、乳腺エコー、マンモグラフィ視触診、乳腺エコー※授乳中毒でマンモグラフィを受けられない方対象
受診料800円(税込)2,800円(税込)9,800円(税込)5,800円(税込)
お持ちいただくもの

①診察券(お持ちの方)

②保険証

③茨木市から送られてきたハガキ

乳腺エコーをご希望の場合は、別途2,000円が必要となります。

①診察券(お持ちの方)

②保険証

症状のある人は、健康保険によって検査を受けることができます。

診察+乳腺エコー3割負担1,900円1割負担630円
診察+マンモグラフィー3割負担2,530円1割負担850円
診察+エコー+マンモ3割負担3,580円1割負担1,190円

最先端の医療設備のご紹介

  • 超音波診断(エコー検査)

    超音波診断(エコー検査)

    乳房に超音波を発する器具(プローブ)を当て、乳房内部から跳ね返ってくる超音波を画像にして調べます。この検査は特に腫瘤(しこり)を作るタイプの病変や、乳腺がたくさんある乳房での病気の発見に有用で、マンモラフィと相補う検査法です。

  • マンモグラフィ検査

    マンモグラフィ検査

    マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことです。専用の撮影装置を用いて乳房を圧迫して撮影します。少し痛みを感じる場合もありますが、乳腺の病気の発見にはとても有用です。特にしこりとして触れるようになる前の早期の乳がん伴って発生する石灰化の発見や、脂肪の多い乳房での腫瘤(しこり)の発見に効果的です。X線の被ばくによる影響の心配はありませんのでご安心ください。

よくあるご質問

ここでは乳がんの基礎知識について簡単に解説します。

【乳がんとはどのような病気ですか?】
  • 乳がんは、乳房にできる悪性腫瘍です。
  • 乳がんの約90%は、乳管(乳汁を運ぶ管)から発生し、乳管がんと呼ばれています。約10%は小葉(乳汁を創る場所)から発生し、小葉がんと呼ばれます。
  • リンパ節や他臓器(脳・肺・骨など)に転移することがあり、放置しておくと多臓器不全となり死に至る病気です。乳がんの種類や性質により、経過は大きく異なります。
【乳がんは増えているのでしょうか?】
  • 乳がんは、ライフスタイルの変化とともに、近年非常に増加している病気です。この30年間で罹患率は約5倍に増加しています。
  • わが国の女性のがんにおいて、罹患率1位、死亡率5位となっています。女性の11人に1人が乳がんに罹患するとされています。
  • 日本人女性における乳がんの年齢階級別罹患率と死亡率(出典:国立がん研究センターがん情報サービス)

日本人女性における乳がんの年齢階級別罹患率と死亡率

  • 他臓器のがんに比べて、若年で発症することが大きな特徴です。40歳以降の方は、検診を受けられることをお勧めします。
【乳がんの症状にはどのようなものがあるのでしょうか?】
  • 乳房のしこりに気づくケースが最も多いとされています。その他、乳頭からの分泌液、乳房の痛みなどが代表的です。
  • 乳房の皮膚の変化(発赤やただれ、ひきつれなど)、乳房周囲のリンパ節の腫れなどで気づかれる事もあります。
  • 進行して遠隔転移している場合には、骨の痛みや咳・食欲不振など、他臓器の症状で気づかれる事があります。
【どのような人が乳がんになりやすいのでしょうか?】
  • 乳がんのリスクは以下のような場合に高くなります。
  1. 乳がんの家族歴
  2. 月経:早い初経年齢、遅い閉経年齢
  3. 出産:出産経験のない女性、初産年齢が高い女性
  4. 授乳:授乳経験のない女性
  5. アルコール、喫煙、肥満などの生活習慣
  6. 経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法をしている
【どうやって早期発見できるのでしょうか?】
  • 乳がん検診を定期的に受ける事が大切です。
  • わが国では、住民健診としての乳がん検診受診率は16.3%と報告されています。これに、地震で任意に受ける検診受診者を加えると、全国平均で31.4%と推察されています。 一方、乳がん死亡率が減少している欧米での受診率は、約7080%に達しています。わが国でも受診率を上げていく事が、病院としての社会的責務であると考えています。
【乳がん検診受診のタイミングは?】
  • マンモグラフィによる乳がん検診は、40歳以上の女性が対象とされています。
  • 40歳以降の女性は、自覚症状が無くても2年に1回は、乳がん検診を受ける事が推奨されています。
  • 自覚症状のある女性は、検診を待つ必要はありません。年齢に関係なく、速やかに医療機関を受診して下さい。
【どんな内容の検診を受ければいいのでしょうか?】
  • 視診、触診や乳房撮影(マンモグラフィ)、超音波検査を組み合わせた診察を行っています。異常が認められた場合には、細胞診や組織診を行います。
  • マンモグラフィ+超音波検査併用が勧められています。
  • 超音波検査では、マンモグラフィで検出できないがんを発見できる事があります。
  • 現時点では、非造影MRI検査や、FDG-PET検査は勧められていません。

スタッフ紹介

  • 岩本 充彦

    岩本 充彦

    1. 平成4年 大阪医科大学卒業
    2. 日本外科学会専門医
    3. 日本乳癌学会専門医
    4. 日本消化器内視鏡学会専門医
    5. 大阪医科大学 乳腺外科教授
  • 木村 光誠

    木村 光誠

    1. 平成12年 大阪医科大学卒業
    2. 日本外科学会専門医
    3. 日本乳癌学会専門医
  • 藤岡 大也

    藤岡 大也

    1. 平成16年 大阪医科大学卒業
    2. 日本外科学会専門医
    3. 日本乳癌学会専門医