高血圧

高血圧は、文字通り血圧が高くなる病気です。

大半の方は症状がなく、健康診断などで指摘されることが多い病気ですが、症状がないため、ついつい放置してしまうことが多いかと思います。 しかし、放置しておくと、全身の血管が障害される怖い病気です。 至適血圧(収縮期血圧120mmHg未満かつ拡張期血圧)を越えると、脳卒中、心筋梗塞、慢性腎臓病などにかかるリスクが高くなります。 日本では、約4300万人の方が高血圧であると試算されています。 一般的に、血圧は年齢とともに上昇する傾向にありますが、若年者でも高血圧と判定される方は、たくさんおられます。 若年者の高血圧は、ホルモンの病気などがあり、二次的に血圧が高くなっていることが多いとされています。これを二次性高血圧といいます。 田中病院 内科では、たくさんの高血圧の方が通院されています。 血圧に関して不安な点がありましたら、気軽にご相談ください。

ヘリコバクターピロリ感染症

ヘリコバクターピロリ菌は、ヒトの胃内に生息するグラム陰性桿菌です。

全世界人口の約半数に感染しているとされる最大規模の感染症です。免疫力の完成していない幼少期に体内に侵入し、胃粘膜に持続感染するとされています。感染経路は諸説ありますが、特定はされていません。 胃の中は強酸性であり、従来、菌は生息しないものとされていました。しかし、オーストラリアの学者であるウォーレンとマーシャルは胃内に生息するヘリコバクターピロリ菌を発見し、その功績により2005年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。 ヘリコバクターピロリ菌は、胃粘膜に持続感染し、慢性萎縮性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胃MALTリンパ腫など様々な疾患を引き起こします。わが国で多い胃がんは、現在ではヘリコバクターピロリ菌感染症である事が分かっており、感染者には除菌治療が勧められています。 診断方法は、血液検査、便検査、呼気試験などの検査を、状態に応じて使い分けて診断します。また、診断に際しては、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が必須となります。 ピロリ菌感染症と診断されると、除菌治療の適応となります。除菌治療が成功すると、胃がん発症率が約1/3程度に減少すると報告されていますが、ゼロになる訳ではありません。そのため、除菌治療後も定期的な内視鏡検査が必要となります。

上下部内視鏡検査について

上部消化管内視鏡検査は、通称胃カメラと呼ばれる検査です。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)とは、可能な限り空腹の状態で行う検査で、食道・胃・十二指腸という、口から約1m程の範囲の消化管を観察します。 田中病院では、経口内視鏡と、経鼻内視鏡の2種類の内視鏡を用意しています。 一般的な、観察目的の内視鏡検査では、経鼻内視鏡を用いて検査を行っています。 経鼻内視鏡検査とは、鼻から挿入する胃カメラの事です。 従来の経口内視鏡と比べて格段に細く、また挿入時に舌をおさえませんので、検査の苦痛が格段に軽減されることが特徴です。 病気が疑われる部位があれば、詳細に観察し、必要があれば生検を行います。 見つかる疾患は多彩であり、専門的な診断力が必要となります。 上部消化管内視鏡検査では、以下のような代表的な病気が見つかります。
  • 逆流性食道炎
  • 食道がん
  • ヘリコバクターピロリ感染症
  • 急性胃炎、慢性胃炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
  • 胃がん
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大腸内視鏡検査について

大腸内視鏡検査は、通称大腸カメラと呼ばれる検査です。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、肛門から約10mmの細い管を挿入し、大腸(直腸と結腸)および小腸の一部分を観察し、ポリープや癌、炎症などを診断・治療する検査です。 生活習慣の変化とともに、大腸がんを始めとした大腸の病気は激増しており、必要度が非常に高まって来ています。 曲がりくねった長い大腸に、 内視鏡を挿入しますので、 検査には技術を要します。 当院では、熟練した内視鏡専門医が検査を行っており、できる限り苦痛が少ないだけでなく、 診断精度の高い検査を心がけております。 大腸内視鏡検査は、やや手順が煩雑であり、 検査に対する感想もまちまちなことが多い検査です。 中には、苦痛に感じられる方もおられ、ついつい検査から遠のきがちになっている方も見受けられます。 静脈麻酔薬を用いた鎮静剤を使用しますと、そのような方でも、苦痛が和らぐ事がありますので、ご希望があればご相談ください。