2017/01/24

呼吸器疾患

遷延性咳嗽(長引く咳)について

長引く咳には、様々な原因があります

咳の原因には、様々なものが含まれますが、最も多い原因は風邪症候群です。ウィルス感染により、気管などに炎症が生じます。4~5日間は咳が続くことが多いのですが、その後は自然に軽快していきます。医療機関を受診しますと、鎮咳薬などが処方されます。 しかし、さらに長期間、咳が続くことがあります。 最も怖いのは肺炎です。発熱、食欲低下を伴うような場合、肺炎の可能性が高くなりますので、早めに受診して下さい。 また、肺がんや心不全、肺結核などが原因の事もあります。 そのため、長引く咳の診療には、問診・身体所見のみならず、胸部X線検査(場合によってはCT検査)などが必要となります。 その他、咳喘息、アトピー咳嗽、感染後咳嗽、後鼻漏などが、長引く咳の原因として、当院では多く見受けられます。 いずれも、鼻粘膜や気道の過敏性が何らかの原因により亢進する事により生じる疾患です。命にかかわる事はないですが、つらい咳の事が多く、痩せ型の方や女性などでは、肋骨の疲労骨折を生じる事もあります。 通常の咳止めなどが効きにくく、病態を的確に把握し、病態に応じての投薬が非常に効果的です。 長引く咳でお困りの方がおられましたら、田中病院 内科へご相談下さい。